コガネムシ研究会の会員は「鰓角通信」・「KOGANE」に投稿することができる.共著の場合,著者の一人は会員であることを必要とする.ただし,編集委員会で依頼する場合はこの限りではない.
「鰓角通信」は,原則として和文のみとし,コガネムシ上科に関連するものならば報文,解説,随筆,採集記等,あらゆる内容を対象とする.
「KOGANE」は原則として原著論文を対象とし,和文,英文のいずれでもよい.ただし,命名記載に係わる論文は英文を必須とし,国際動物命名規約に基づき,その勧告に従わなければならない.Holotypeは公的機関の所蔵とする.
「鰓角通信」,「KOGANE」とも,報文等で扱う標本は,関係する国際条約(生物多様性条約名古屋議定書)および関係国の国内法令等に従って適正に取り扱われたものでなければならない.採集禁止地域由来の標本については,必要な手続を経たものであることを明記する.
原稿は,原則としてMicrosoft Wordで作成し,「鰓角通信」,「KOGANE」それぞれの書式ファイルに入力することが望ましい.書式ファイルはコガネムシ研究会のウェブサイト(http://www.kogane.jp)からダウンロードできる.写真,線画等の図版は,印刷サイズで400pixel/inch (400 dpi) 以上の解像度とする.
英文原稿は適切な校閲を受けることが望ましい.
原稿本文は,電子メールまたは郵便で編集委員会宛に送付する.図や写真は別途電子情報または郵送で送付する.数メガバイト以上の大容量ファイルを送付する場合は,電子メールへの添付ではなく,ファイル転送サービス等を利用する.郵送で投稿した原稿,写真,記録媒体等は返却しない.返却を希望する場合は,切手を貼った返信用封筒を同封する.
原稿の送付先は下記宛とする.
「KOGANE」原稿
郵送の場合:〒305-0835 茨城県つくば市新井313-9 木内 信 宛
電子メールの場合: kogane-genko@kogane.jp
「鰓角通信」原稿
郵送の場合: 〒546-0021 大阪府大阪市東住吉区照ヶ丘矢田3-17-12 新居 悟 宛
電子メールの場合: saikaku@kogane.jp
「鰓角通信」原稿の採否は,必要に応じて幹事・専門家に意見を求めたうえで,「鰓角通信」編集委員会が決定する.「KOGANE」原稿の採否は,2名の専門家による査読を経たうえで,「KOGANE」編集委員会が決定する.査読者および編集委員会は原稿の内容,文章表現等について著者に訂正,再検討を求めることがある.必要な修正がなされない場合は掲載を認めない.
「鰓角通信」掲載の報文等の1編の長さは,原則として刷り上がり10ページ以内とする.「KOGANE」は,1編につき16ページ以内とする.これらを越える場合は,著者に掲載料(1ページあたり5,000円)の負担を求める.ただし,編集委員会が依頼する場合はこの限りではない.短報は,刷り上がりで1ページ以内とする.
図版をカラーとするかモノクロとするかは編集委員会が決定する.ただし,著者がカラー図版掲載料(1ページあたり10,000円)を負担する場合はこの限りではない.
掲載報文等の別刷は,著者の希望により有料で作成する.別刷作製料金は別表の通りとする.また,希望する著者には掲載報文等のPDFファイルを配布する.別刷作製およびPDFファイル配布の希望は投稿時に申し出るものとする.
この原稿作成要額は随時改訂されますので、「鰓角通信」、「KOGANE」の最新号をご参照ください。
また、本要領はパソコンでの作成を想定しておりますが、それ以外の場合はこの限りではありません。
詳しくは事務局までお問い合わせください。
【1】原稿は全角46文字(KOGANEの英文の場合は半角92字)45行を1頁とし、原則としてMicrosoft WORDで作成する。希望者には書式ファイルを電子メールで配布する。
「鰓角通信」、「KOGANE」それぞれの書式ファイルを当会のホームページからダウンロードできる。希望者には書式ファイルを電子メールで配布する。
【2】「鰓角通信」用原稿は、表題、著者名、所属機関とその所在地または住所、本文、文献の順に配列する。
【3】「KOGANE」用原稿は (1)表題 (2)著者名 (3)所属機関とその所在地または住所 (4)英文抄録(Abstract) (5)Key words (6)本文 (7)和文要約 (8)引用文献の順に配列する.(1)~(3)は英文原稿の場合は和文を、和文原稿の場合は英文を付け加える。(4)は必須ではなく、短報には(4)(5)は付けない。(7)は和文原稿では必要ない。
【4】英字、数字は基本的に半角とする。句読点には「.,:;・」を用いる。動植物の属およびそれ以下の学名は斜体とする。著者名、記載者等すべての人名は、頭文字のみを大文字とし、それ以外はすべて小文字を使用する。
【5】文献は、本文中で引用したもののみを列挙する。「鰓角通信」では文献の引用は必要最小限にとどめる。配列は著者名のアルファベット順(和文は50音順可)とし、下記の形式で記す.同一著者の報文を複数列記する場合は、発表年代の古い順に並べる。雑誌名は正式誌名を略さずに記載する。同一著者、同一雑誌が続く場合も"――"、"ibid" などと略さない。
北野 武,1997.大山の糞虫.鰓角通信, (5): 12-23.
Kitano,T., 1997. A new species of the genus Cetonia F. from Borneo. Kogane, (3): 1-5.
Dellacasa, G., Bordat, P. & Deallacasa, M., 2001. A revisional essay of world genus-group taxa of Aphodiinae (Coleoptera, Aphodiidae). Memorie della Societa Entomologica Italiana, 79: 1-482.
【6】採集データは原則としてつぎのように略記する。
(和文例)1♂3♀♀(4exs.または4頭),神奈川県箱根,13. VII. 2001, 山田太郎採集
(英文例)1♂3♀♀ (4exs.),Hakone, Kanagawa Pref., 13. VII. 2001, T. Yamada leg.
【7】原稿末尾には、連絡先の氏名、電子メールアドレス、電話番号、ファックス番号、別刷部数、その他連絡事項を記入する。このほかに、「KOGANE」原稿にはランニングタイトル(簡略化した論文表題,欧文50字以内,和文20字以内)をつける。
【8】図表や写真は印刷時の配置、大きさを考慮して作成する。特に、図中の文字は印刷時に適当な大きさとなるようにする。写真(カラー可)は、原則としてプリントしたものを使用する。デジタル画像の場合は、原則として高解像度・低圧縮のJPGファイル(掲載サイズで300dpi以上)とし、補正した場合や原稿中に写真を貼り込んだ場合は、必ず原画を別に添える。線画は、黒色インクで白色のにじみの少ない上質の用紙(再生紙は不可)に鮮明に措き、文字は手書きで書き入れない。記載原稿の場合には,図中にスケールを必ず入れる。表やグラフは原則として本文と同じMicrosoft Wordで作成する。グラフには必ず元データを添付する。原図には、著者名、図の番号、上になる方向、トリミングが必要な場合はその範囲等を明示する.原図の返却が必要な場合は、その旨を明示する。図(写真、線画、表など)の説明はそれぞれ別紙に書き原稿末につける。